【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】介護

スポンサーリンク

「Aちゃ~~~ん」


またあのおばあちゃんだ。仕方が無いなぁ・・・。

 

すぐにフラフラして徘徊癖があって大変なのよね。

 

「すぐにそこに行きますからじっとしててくださいね」

 

私はおばあちゃんのそばに行くと

 

おばあちゃんはほっとしたような安堵の表情浮かべていた。

 

 

「いつからこうなっちゃったんだろうね?」

 

「仕方が無いよ・・・ゆとり教育や食事の偏りで

こういったことになったんじゃないのかね」

 

「私たちはどうなるんだろうね?後も無いのに」

 

「生きている限りは面倒見てあげるしかないんだよ」

 

ベッドの上には寝たきりの・・・・。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

『仕方が無いよ・・・ゆとり教育や食事の偏りで

こういったことになったんじゃないのかね』

『私たちはどうなるんだろうね?後も無いのに』

『生きている限りは面倒見てあげるしかないんだよ』

 

若者が若年性認知症となってしまい、

老人達が若者を介護している。

 

最初の語り手は

『自分を介護師だと思っている痴呆症の若い女性』

 

後半は若者を介護している老人たちの不安を表した会話。

 

ベッドの上に寝ているのは痴呆症の若者たち。

 

食事や睡眠時間などの生活習慣が

昔に比べて悪い方向に進んでいるように感じるため、

痴呆症に限らず、色々な病気が増えてくるように思う。

 

その分医療技術が発達してくるのかもしれないが、

やはり何よりも予防のための生活習慣が必要だろう。