今日は高校の面接の日なのに、雪が降っている。
やばい。ここままでは絶対に遅刻する。
私は父親に泣きながら「車に乗せて」と頼んだけど、
父も超重要な仕事で遠回りは出来ないとのこと。
私は仕方ないので超大急ぎで自転車で教室まで行き無事に間に合った。
落ちた。
【解説】
『超大急ぎで自転車で教室まで行き無事に間に合った』
”教室”まで自転車に行ったら
落ちるのも当然…。
面接に間に合わないからと
相当テンパってたんでしょうなぁ。
しかし、”教室”まで自転車で行ったら
完全なる受験妨害。
面接とはいえ他にも人がいるだろうし。
面接でガチガチになってる時に、
そんな自転車で来た人を見たら
リラックスできる人もいるかもしれない。
…逆にいきなりのことで頭が真っ白になるかもしれない。
そういう意味ではこの語り手は自分だけでなく、
周りにも大きな影響を与えてしまったと言えるだろう…。
…こういう大事な時に遅刻するのは
本当に泣きたくなりますな…。
思い出すとちょっと凹んでしまうけど、
良い思い出…かな。