ある日、俺はコンビニで立ち読みをしていた。
しばらく読んでいると、急に店内が真っ暗になった。
店内にいる客はざわつきはじめ、俺が窓の外を見ると街灯も消えており、月明かりだけの街になっていた。
俺は慌てて出口へ向かい、店の外へ出ようとした。
そして俺の目の前は真っ白になった。
【解説】
『俺は慌てて出口へ向かい、店の外へ出ようとした
そして俺の目の前は真っ白になった。』
コンビニなので、
出口=自動ドア
しかし、月明かりだけになっていたということは、
この地域一帯は停電になってしまったのだろう。
そうなると自動ドアが開くはずもない。
にもかかわらず、慌てていた語り手は、
「慌てて」出ようとしたため、
思いっきり体(頭?)を自動ドアにぶつけてしまい、
気絶してしまった。
いきなり真っ暗になるのは怖いものだが、
パニックになりすぎな気もする…。
暗所恐怖症だったのだろうか?