近所のガキの話し声がした『底無し沼』って単語だけが聞こえた
凄く懐かしくなった
多分、俺たちが『底無し沼』と呼んでた学校の裏の池だ
よくザリガニ釣りしてたんだけど、みんな『底無し』だと信じてたんだw
いつかの夕方、池の中を歩いてる人をみんなで見るまでは
【解説】
実際に『底無し沼』と言われるほど深ければ、
池の中を歩けるはずがない。
なので、「池の中を歩いていた=底無し沼ではない」
という結論に至ったのだろうが、
『底無し沼』と言われるほどであれば、
沼の中が暗くて誰がいるのかわからないものではないだろうか??
透明感がないからこそ、
『底無し沼』と言われるのだから。
そして、透明感がないということは、
本当に池の底に足をつけて歩いていたのかは疑問である。
沼とは「一般に水深 5 m 以内の水域」と
5mよりも浅くても問題ないのであるが、
これが実際に人の身長よりも深ければ歩けなくなる。
ドロドロの身動きが取れなそうな沼であれば話は別であるが。
と、幽霊でも人でも解釈はできそうであるが、
『底無し沼』と呼ばれるところをなぜ歩いたのか?
という疑問が人であると出てしまう。
ただのモノ好きだったのかもしれないが、
そちらの方が正直怖く感じてしまう。