ひどく酔っ払ってふらふらで家に帰った時のこと
どこかに鍵を置き忘れちゃったみたいでどんなに探して見つからなかったのさ
私って馬鹿だねなんて話しながら、夜も遅いのにチャイムを鳴らして開けてもらって一緒に入った。
こんな時は二人暮らしって助かるよね
【解説】
『私って馬鹿だねなんて話しながら、夜も遅いのにチャイムを鳴らして開けてもらって一緒に入った。』
話しながらチャイムを押したことが重要。
果たして一緒に話していた相手は誰なのだろうか?
同居人であれば、当然中に誰もいない。
なので、鍵を開けてもらえるはずなどない。
にも、関わらず鍵が開き中に入ることができた。
では、一体誰が鍵を開けたのだろうか?
しかし、同居人と一緒にお酒を飲んでいた、
という描写もない。
では、何か幽霊的なものを連れて
他の人には見えないものと話していたのだろうか??
・・・などと色々と考えてしまうが、
『友達を家に連れて来て、同居人に鍵を開けてもらった』
というのが最有力候補なのがどうにも悲しいところである。
「意味がわかると怖い話」というよりも、
「意味をこじつけると怖い話」と言えてしまうような・・・。