【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】伝言

ジョンは、病気で入院している友人のハリスのお見舞いに行った。

 

「ハリス、どうなんだ?具合のほうは」

 

「う…。ぐ…」

 

体中のあちこちにチューブでつながれたハリスは、
満足にしゃべることもできなかった。

 

「気の毒になぁ…。
おい、息子さんに何か伝えたいことがあったら、
この紙に書いてくれ。
俺がちゃんと持っていくからな」

 

「ぐぅ!!!」

 

「どうした!ハリス!どうした!」

 

彼は急いで走り書きしたかと思うと、
急にがっくりし、そのまま帰らぬ人となってしまった。

 


――お通夜の日、ジョンはハリスの息子に会った。

 

「ハリスは死ぬ直前にこれを残した。
よっぽどあんたに伝えたかったらしい」

 

「え…。これが僕への伝言ですか」

 

その紙にはこう書いてあった。

 


『酸素チューブから足をどけろ』

 

 

【解説】

 

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【意味怖】死

あるところに男がいた。

 

その男には殺してしまいたいぐらい嫌いな人がいた。

 

しかし、男には人を殺すような度胸が無いので、
効くかもわからないような黒魔術の本で呪いをかけようとしていた。

 

その本の中で死神を召喚できる術を見つけ、
召喚して見ることにした。

 

呪文を唱えると死神が現れた。

 

死神:「私は死神、なんでも願いを叶えよう」

 

男:「ぜひ、殺して欲しいやつがいるんだ!」

 

死神:「いいでしょう。その代わり、その代償にあなたの“死”をいただく」

 

男は死ぬことは怖くなかったので

 

男:「お願いします」

 

死神:「よかろう。では、あなたの願いを叶えよう」

 

と、言って死神は消えた。

 

それから数日経ち男の嫌いな人は死んだ。

 

しかし、男は生きていた。

 

 

【解説】

 

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