【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】夾竹桃

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今日は楽しいバーベキュー!

 

しっかり準備したし
まさか夾竹桃を串にして中毒なんてならないよー!

 

A『あ、燃料の木がないわ。
お願い、取ってきて!』

 

Bと私『しょうがない、拾ってきてあげよう。』

 

A『ありがと…って何故上から目線?』

 

そんな他愛もない会話をして
私たち二人は木の枝を拾いに行った。

 

B『これが夾竹桃の木だよ。
これを串にして中毒なんてねぇ、
なに考えてるんだか…
とりあえず夾竹桃たくさんあるし
燃料にもって帰ろう。』

 

私『そんな危ないの燃やすの?
やめた方がいいんじゃ…』

 

B『食べなきゃ大丈夫!
そりゃ毒性は青酸カリより毒性は強いけど…』

 

私『絶対ダメ!』

 

…結局私たちは夾竹桃を燃料にバーベキューを始めたが
誰も食材を食べることなく病院に搬送された。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文章中にもあるとおり、

夾竹桃は青酸カリよりも毒性が強く、

致死量は僅か0.3mgである。

 

『まさか夾竹桃を串にして中毒なんてならないよー』

と言っているように

この夾竹桃を串代わりにして死者が出たりもしているようだ。

 

そして、夾竹桃は燃やしても煙に毒成分が含まれてしまうため、

その煙を吸い込んでしまうのも危険。

 

夾竹桃を燃やしてバーベキューをした結果、

『誰も食材を食べることなく病院に搬送された』

 

 

夾竹桃は美しい花を咲かせますが

青酸カリよりも毒性が強いとわかると、

なんだか不気味な美しさに思えてしまう…