なんということだ!?
船が難破して見知らぬ島に漂流してしまった・・・。
私達8人が生き残ったが・・・・。
「食料や水を」
「でも・・・・」
狩りなんてしたことも無い私達は困っていた。
「あの・・・」
大き目のリュックを持っていた女の子が
それを目の前に置いた。
中には弁当や、お菓子、スポーツドリンクもある。
「いいのかい?」
「はい」
女の子はにっこり笑った、なんていい子だ。
皆で分け合って食べたがあの子は一切口にしない。
「もともとは君の何だから」
「良いんです、だって私も皆さんに助けてもらいますから」
彼女の言葉に皆が泣いた、くじけていられない。
そうだ、助け合うことなんだ
【解説】
『皆で分け合って食べたがあの子は一切口にしない』
と、自分のものなのに一切口にしないのは不自然。
となると、何かしら混ぜている可能性がある。
『良いんです、だって私も皆さんに助けてもらいますから』
と「助けてもらう」ことを前提で話している。
睡眠薬などを混ぜて、
全員を食べるつもりだから、
それが「助けてもらう」ことに繋がる?
ただ、それならもっと時間が経ってから行えば良いと思うが…
7人全員を食べることができるほどお腹が空いていたのか?と考えると、
「なんて大食らいなんだろう?」と
なんだかちょっとほっこりしてしまう私は
感覚がおかしいように思えてしてしまう…