ここはある戦場、今は戦の真っ只中。
「よいか!必ずや敵将の首を取れ!」
自軍の大将が雄叫びを上げる。
そして・・・・。
「これは何だ?」
「敵将の首です」
「・・・・・」
『必ずや敵将の首を取れ!』
ということで、
顔から下、肩から上の
純粋な首の部分だけを持ってきた。
純粋な首だけとなると
血だらけになっていて、
中身まで見えてしまう。
そのため、
さすがの大将も雄たけびを上げざるを得なかったか…。
純粋な首だけでは誰のものかわからなそうだけれども、
そもそも敵将の顔を知っているものだったのだろうか?
正直顔を見ても誰だかわからないと思うので、
取ってくる部分はどこでも良かったように思う。
首を持っていては戦えないし。
そのためか、首の代わりに耳を取ってくるやり方もあったそうな。
結局相手の顔がわからないから、
耳でもいいや!ってなったんでしょうね。
とりあえず、
こういう文章は想像してしまうため、
グロい映像が頭に出てきてしまったことが恐ろしいです…