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【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】薄れ行く意識の中で

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薄れ行く意識の中で僅かに目を開けると、
医師と看護師が心電図らしきモニターを見ていた。

 

ああ、俺は交通事故で病院に運ばれたんだな…。

 

全身麻酔ってやつか…。

 

「ちょっと逆光ですね」
「たしかに」

 

そう、光が眩しくて目が開けられないんだよ…。

 

「先生、おしめ…」
「まだいいだろう」

 

ああ、俺はそういう状態なのか…。

 

「成り行き…ですね」
「そうだな」

 

そうか、そんなに悪いのか…。

 

あとは先生に任せるだけ…だ…な…。

 

「先生、患者さんの心臓が止まってます」
「鯨幕だな…」

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

医師と看護師は手術そっちのけで株取引をしていた。

 

見ていたのは心電図ではなく、株価チャート。

 

逆光は「逆行」のことであり、他に

押し目、成り行き、鯨幕は証券用語として使われている。

 

つまり、用語だけを拾ってみると

「株式相場全体が下がってきているのに、

医師たちが見ていた銘柄だけが反対に値上がりしていて、

押し目を待ち、成り行きで買ったら予想通り上がったので

そこで手仕舞いした」

ということだろう。

 

 

さすがに手術するような場に

株取引ができるようなものを持ち込むことができないと思うので、

このようなことはさすがにない・・・と信じたいが、

世の中「まさか!」と思うことまでやらかしてしまうので、

絶対にないとは言い切れないだろう・・・。

 

とりあえず、せめてきちんと手術だけはしてほしいものである。