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【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】狐が化かしに来る

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「しばらくまっすぐで、十字路に来たら左ね」

 

「りょーかーい」

 

狐が化かしに来ると噂のキャンプ場で何事もなく一晩を過ごした私達は
物足りない気持ちで帰り道を走っていた。

 

この森に本当に狐なんていたのだろうか、
などと考えながら窓の外を眺めていると
思いも寄らないところで彼がハンドルを切った。

 

「ちょっと、曲がるのは十字路って言ったでしょ?!
ていうかここ左に道なんて無いじゃない!?」

 

「ごめん、ついうっかり」

 

突っ込んだのが茂みで助かったけど、
具合が悪いなら休ませた方がいいのかな・・・

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

語り手は

『ていうかここ左に道なんて無いじゃない!?』

と言っているが、

彼は

『ごめん、ついうっかり』

と言っている。

 

『突っ込んだのが茂みで助かったけど』

と、突っ込んだのが茂みのようだが…

 

これが狐に騙されたのであれば、

『ごめん、ついうっかり』

とは言わないだろう。

 

「道があるように見えた」

などと言うはずである。

 

『ごめん、ついうっかり』

なんて言葉はなかなか出てこない。

 

となると、彼は獣が化けたもので、

いつもの癖で獣道を行こうとしたのでは?

 

つまり、すでに語り手達は

狐に騙されていたことになる。

 

 

しかし、騙されたのはいつからだろうか?

 

本物の彼は一体どこに?

 

最初から騙されていて、

彼自体来ていなかった?

 

語り手達を騙すために彼を殺して

彼に成りすましていたら恐ろしい狐である…。

 

運転もきちんとできているのだからすごいが…

狐が運転しているとわかると

途端に乗りたくないものである。

 

無免許でゲーム感覚で運転されるのは

正直つらいものがある…。