とある心霊スポットに入った男女
そのカップルはいわゆる”見える”者たちだった
周りには何体かの幽霊がいる
「いるねー」
「ああ…ならここにするか」
「そうする?」
「さっきの所はいなかったし…いた方が暇じゃなくて済むだろ」
「そっかー」
そんなカップルの声を聞いた人間は、
悲鳴をあげながら一目散に心霊スポットから逃げ出してしまった
【解説】
いわゆる”見える”カップルは、
この心霊スポットで自殺しようとしている。
わざわざ幽霊がいることで死のうとしているのは、
死んでからも幽霊がいたら
暇ではないだろうと思ってのこと。
そんな話を聞いたら、
一目散に逃げたくもなるなぁ…