【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】手が伸びる薬

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「ねぇ~~~~手が伸びる薬が作れるんでしょ?おばさん」


近所の悪ガキがどこで知ったのか

 

私がとある研究所の薬品担当であることを知ったらしい。

 

ったく・・・こんなガキにも知られるなんて!

 

ただ、誰にも言ってはいないそうだが。

 

漫画の影響だろう。

 

「あるけれどどうなっても知らないよ!」

 

「平気だよ!僕もこれで・・・・」

 

世の中は海賊のようには行かない・・・。

 

 

「ぐぁあああああ」

 

あのガキは悶絶しながら救急車に乗って運ばれていった・・。

 

「だから言ったのに」

 

そういえばあの薬が失敗作だと知ったのも漫画が原因なのよね。

 

確か「ハイドロサイエニック投法」あれの副作用と同じことが起こるから。

 

まぁガキが口を割る前に仲間が封じてくれるから良いけれど

 

あのままの姿ってのもお気の毒様。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

人の腕の構造は非常に複雑。

 

漫画のように腕が伸びると、

伸びっぱなしとなってしまい元には戻らない。

 

筋肉・神経・血管がブチブチに切れてしまい、

言葉にならないような激痛が襲うだろう。

 

語り手の組織の人間は子供が

「なんでこんな腕になった?」と問い詰める前に、

救急車に隊員として乗り込み、

話す前に子供を始末する。