【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】深夜のエレベーター

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昔、ある娯楽施設の夜間メンテナンスの仕事をしていた。

 

作業を終えてカートに積んだ道具を仕舞いに業務用エレベーターに向かい

 

ボタンを押すとすぐ扉が開き、なかには女性従業員が乗っていたので

 

「お疲れ様です」

 

と声をかけて乗り込み、B1Fに向かう。

 

B1Fで降りて道具をしまいに行ったあと、

 

またそのエレベーターのボタンを押すとすぐ扉が開いたので

 

誰もいないエレベーターに乗って作業場の2Fに戻る。

 

ふと考えると背筋が凍った

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

『ボタンを押すとすぐ扉が開き、なかには女性従業員が乗っていた』

つまり、その階にエレベーターが止まっていた。

 

しかし、女性従業員は降りるわけでもない。

 

つまり、ずっとエレベーターの中にいた。

 

『誰もいないエレベーターに乗って作業場の2Fに戻る』

B1Fに止まったまま。

 

女性従業員はB1Fで降りたのだろうか?

 

そういう記載はないが、

B2Fより下まであるという記載もない。

 

そのまま乗っていたとしたら、

B1Fに止まっているのはおかしい。

 

そして、カートに積むような道具をしまうB1Fのような場所に、

女性従業員はあまり来ないだろう。

 

来るとしたら、こっそり泣ける場所、

一人になれる場所、というところだろうか…。

 

しかし、このエレベーターは

『業務用エレベーター』

なため、一般的には普通はあまり乗らないはずである。

 

エレベーターにずっと乗っていたことや、

その後どこかに行ってしまったこと、

そして業務用エレベーターに乗っていたことから、

この女性従業員はもしかしたら

生きてはいない人なのかもしれない…。