【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】看護師の仕事

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看護士の仕事を始めた当初は、整形外科の病棟に配属され忙しい日々を送っていた

 

夜勤でナースステーションでカルテの記入をしていたとき、

 

廊下をパタパタと走る足音が聞こえ、手を止めた

 

時計は三時頃をさしていたと思う

 

少し怖かったが廊下に出ると、入院患者がトイレに行くところだった

 

度々このような経験はあるものの、実際の恐怖に対面したことはない

 

夜の病院といえば霊的なものを想像しがちだが、実際そうでもないらしい

 


最近、長期療養型病棟に配属された

 

やはり整形外科の患者に比べ介助が大変だがいい経験だと思う

 

今夜も静まり返ったナースステーションでカルテにむかう

 

廊下でパタパタと足音が聞こえたが手を止めることなく書き続けた

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

『廊下でパタパタと足音』

 

整形外科では患者が走ることは可能だが、

長期療養型病棟では走る事はできないはずである。

 

長期療養型病棟は主に要介護者がいるのだから。

 

個室であれば家族が夜中まで付き添っていて良い病院もあるようなので、

家族の足音の可能性もある。

 

しかし…

 

『今夜も静まり返ったナースステーションでカルテにむかう』

と、『今夜も静まり返った』という表現がある。

 

なんとなく、仕事も一段落して、

あとは黙々とカルテをやれば良い、

という雰囲気が読み取れる。

 

家族が残っていれば、家族に質問されたりするだろうから、

『今夜も静まり返った』という表現はしないのではないか、

という勝手な推測ではあるが。

 

なので、家族とも言い難いように思う。

 

長期療養型病棟は元々看護師さんが少なく、

介護士の方が多いようなので、

夜勤であれば一人で行っているのだろう。

 

『今夜も静まり返った』ということからも、

一人で夜勤を行っていることが伺える。

 

となると、果たしてこの足音は

誰のものなのだろうか…?

 

もしかしたら、病棟をうろついている死神なのかもしれない。

 

死神「早く次の犠牲者を探さなきゃ!(パタパタ」

 

…なんとなく パタパタ という足音がしっくりこない…。