【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】就職の面接

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俺は大学4年だ。

 

ほとんどの友達は内定を貰っていたが、俺は内定を貰ったことが無い。

 

そんな俺だけど、今日は就職の面接がある日だ。

 

スーツや靴も新調した。

 

ちゃんと目覚ましもセットした・・・はずだった。

 

電池が切れていたことに気づかないとは情けない・・・。

 

 

 

もうどんなに急いでも間に合わない。

 

結局30分遅れで、会場に着いた。

 

ドアを開けると同時に、全員に謝りまくった。

 

「申し訳ありません、遅れました、申し訳ありません」

 

みんな睨んでる。

 

「本当に申し訳ありません」

 

ひたすら謝ったけど、みんな目が怖い。

 

そんなんで面接は終始、重苦しい空気だった。

 

遅れたのは確かに悪いと思う。

 

だけど創設以来、会社のモットーは”アットホーム”と”寛容”だってHPにも書いてあるのに。

 

面接はどうなったかだって?

 

もちろん全員不採用だよ。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

語り手がこの会社の社長であり面接官だった。

 

だから自分が遅刻したことに寛容でない面接を受けにきた就活生を

「会社のモットーに反する」という理由で全員不採用にしたのである。

 

 

『大学4年生』であるが、

ネットの普及により大学生で起業をしていても、

大して驚かなくなってしまった。

 

昔であればもしかしたらこの話に気づきづらかったのかもしれない。