1人の男が、雪山で遭難した時のことだ。
あてもなく歩きつづけていた男は、やがて猛吹雪の中で1軒の山小屋を見つける。
男は荒れ狂う吹雪から身を守るために、山小屋の中へと入っていった。
ところが、その山小屋は長い間使用されていないようで、中には暖をとれるような物がなにも見当たらない。
夜になるにつれ気温はどんどん下がっていく。
もし眠ったら凍死してしまうだろう。
男は体を温めるためと眠気を覚ますために運動をすることにした。
まず山小屋の4隅に一人ずつ立つ。
そして最初の一人がとなりの角へ走りそこにいる人にタッチする。
そしてタッチされた人は次の角へ走りタッチ、そしてタッチされた人が次の角へ・・・
明かりもささぬ山小屋の暗闇の中、彼らは朝になるまでこれを繰り返しつづけた。
その翌日、小屋に訪れた救助隊員によって男は助け出され、無事に下山をした。
しかし男あることには気づいてしまった。
【解説】
おそらく「山小屋 その1」を改変したものだろう。
これはとらえ方によって意味が変わり、世間では3通りの解釈がされている
1つはゲームをやるには4人も足りないという笑い話。
正直、この線は薄いと思われる。
2つ目は、ただのコピペミスで一文字目の「1」が以前は「4」だった、もしくはどこか文章が抜けているところがある、である。
これなら、考えられなくもない。
3つ目は「山小屋 その1」の裏ネタである。
こちらは「山小屋 その1」の「5人目」の視点である、という解釈である。
一部、話が食い違うところ(例えば、ゲームのルール)もあるが、この線が有力である。
個人的には三つ目の解釈を推したい。