【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】死の予告電話

会社で噂になっている
『死の予告電話』

 

何でも死神と名乗るヤツから三回電話が掛かってきたら
その携帯電話の持ち主は死んでしまうらしい

 

バカバカしい……

 

当時の俺はそう思っていた

 

しかし二年前に
俺の携帯電話に死神と名乗るヤツから
電話が掛かってきた……

 

そいつから発せられたのは一言だけだった………

 

『あと………二回』

 

しかし最初の着信から二年が経ったが
俺の携帯はあの日以来沈黙を保っている

 

これまで『死の予告電話』の影響か……

 

体調を崩し死にかけた経験もあったが
今はこの通りピンピンしている

 

ったく
『死の予告電話』
ガセネタじゃねぇーか

 

男の横で携帯電話は
依然として黙り込むばかりであった。

 

 

【解説】

 

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【意味怖】とんち

主人「大変じゃあ!!」

 

召使い「どうしました?」

 

主人「向かいの寺のとんち名人が私ととんち合戦するため、
私の屋敷に訪問するらしいのだ!!」

 

召使い「確かあの人の寺とあなたの屋敷は
橋を渡れば数分で着いてしまう距離でしたよね?」

 

主人「あぁ…
あいつは前から私を馬鹿にしてきた生意気な小僧だ…
できれば会いたくないな…」

 

召使い「立て札と筆があれば会わないようにすることができますよ。」

 

主人「本当か!?じゃあ頼むぞ!!」

 

…その夜召使いは立て札に筆であることを書き、
相手の寺側に向けて立てた。

 

その内容は…

 

『このはし渡るべからず』

 

約束の日
とんち小僧が主人の屋敷に来ることはなかった。

 

 

【解説】

 

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